ポジショニングマップとは

ポジショニングマップとは自社や他社の競合商品や企業などを比較するために用いられる平面マップのこと。
ポジショニング戦略をするうえで現状のポジションを確認する必要がある。

ポジショニングマップの作り方

まずは2つの軸を決め、軸の重なる中心を「お客さん」とする。
それぞれの軸にポジションの要素(「高いや安い、早いや遅い、など」)を加え、できあがったマップの当てはまる箇所に商品や企業を当てはめていく。

※ハンバーガーショップのポジショニングマップの例
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軸の要素を決める時に、対象となる商品やサービスの特徴を表す要素を入れなければならない。
自社と競合の商品の違いを示す必要がある。

ポジショニングマップから見えてくること

自社の商品と同じような位置にある競合商品は似たり寄ったりな関係になっている可能性が高い。
うまく差別化ができていないので、これから先に脅威となるのは時間の問題かもしれない。
そういう関係性を簡単に探れるのがポジショニングマップの特徴。

差別化ができていないからといってポジショニングマップの空白部分にポジションを移そうとするのは危険。
その空白部分にはお客さんがいないか、そこにいても収益的に厳しい場所だから。
新しい市場でない限り、空白なポジションには理由があって空白になっている可能性が高い。